日本の家とドイツの家のフローリングの比較

床材選びの際に、日本製の床材か、外国製の床材かで悩まれる方も多いと思います。
今日は、ヨーロッパ(ドイツ)で感じた日本とドイツのフローリングの違いを、大きく分けて5つご紹介したいと思います。

目次

日本とヨーロッパのフローリングの違いを大解説

当たり前と言えば当たり前ですが、日本とヨーロッパでは歴史や文化の違い、はたまた規制や気候、育つ木々の違いで日本の床材とは違った床材製品があります。
この記事を読んで、日本とヨーロッパの床材を比較して家の床材選びの参考にしてください。

目次

違い1:フローリングの幅
違い2:施工方法
違い3:耐久性
違い4:デザイン性
違い5:プリント技術

違い1:フローリングの幅

日本ではフローリングの幅は75〜90mm幅が一般的なサイズと言われています。

△日本で一般的な90㎜幅のフローリング。引用:イエナカ手帖:https://ienakanote.com/member/220/record/9644/

しかし、ドイツをはじめとするヨーロッパでは床材の幅がとても大きいのが特徴的です。
例えば、筆者の自宅のフローリングの幅は125㎜もあります。
UNOのカードと比較してみるとこのような感じです。

このように、ヨーロッパでは、床材一つ一つの幅が大きいので、高級感があるエレガントな印象があります。

試しに、フローリングの幅を比較してみましょう。

このように、フローリング選びの際は特にデザインに目が行きがちですが、フローリングの幅も床の印象を大きく左右する要素の一つだということが、比較してみると一目瞭然です。

違い2:施工方法

こちらのフローリングの巾木にご注目ください。

床と壁の間に厚めの巾木を敷くのがドイツでは一般的です。

その理由は、床材の施工方法にあります。

エコ大国ドイツでは、接着剤を使用しないクリック式床材が圧倒的に人気です。

しかし、そのクリック式床材には、温度や湿度などで床が膨張してしまう、という難点があります。
そこで、その突き上げ対策として、壁との間にクリアランスをとるためにこのように分厚い巾木が使われているのです。
特に寒暖差の激しいヨーロッパでは、比較的厚めの巾木が使われているのが一般的だと言えるでしょう。

違い3:耐久性

日本では一般的に靴を脱いで家に上がる習慣がありますが、
ヨーロッパでは全体的に、靴を履いたまま家にあがる文化の国も多いです。

ドイツでは、比較的多くの人が靴を脱いで家に上がる習慣があるとはいえ、日本の「玄関」のような靴を脱ぐ場所がはっきりと存在しないので、例えば、急いで家を出ようとして忘れ物をしてしまったときなどは、何も気にせずに靴のまま堂々と家の中を歩き回ります。

また、冬に雪が降る地域では、滑り止め付きのブーツなどを履いて家に出入りするので、日本に比べると床への衝撃が強く、床の耐久性が非常に重視されます。

なので、ヨーロッパ製の床材のほうが、耐久性が圧倒的に優れていると言われており、特に、ドイツ製の床材は、その耐久性からオリンピックの競技場やバスケットボールの試合会場のフローリングに使用されるなど、耐久性の面でも世界中から圧倒的な支持を得ています。

違い4:デザイン性

フローリングの定番のデザインといえば、オーク柄ですが、ヨーロッパの住宅でも頻繁に見かけることができます。

引用:Haro:https://www.haro.com/de/

オークとは、ブナ科に分類される温帯広葉樹で、ヨーロッパでは特に人気の樹種です。
秋になるとどんぐりが実る、私たちにも馴染みのあるあの広葉樹です。

「ヨーロピアンオーク」と呼ばれるオークが世界中で人気なだけあり、ヨーロッパ製のオーク柄フローリングはスタイリッシュで高級感に溢れ、インテリアで幅広く使用されています。

引用:Haro:https://www.haro.com/de/

ノット・ピンノット、虎斑、バークポケットなど、天然の木材ならではのナチュラルな印象を与える多彩な木目を楽しむことができるので、時代を超えて多くの人に愛されるデザイン性の高い床材だと言えるでしょう。

違い5:プリント技術

ヨーロッパ(特にドイツ)のフローリングメーカーは、大変高度なプリント技術を持っているので、節やシラタなど、木本来の自然な部分を塩ビやラミネートといったフローリングに使用することが得意です。
例えば、こちらのドイツの床材メーカー、Parador製のラミネートフローリングをご覧ください。

天然の木の木目や表情が忠実に再現されており、ほぼ本物同然の華やかさ、エレガントさがあります。
高品質のラミネートフロアは、木質フローリングよりも非常に頑丈で、磨耗しにくい表面のおかげで傷がつきにくいので、椅子を動かしたりすることが多い、ダイニングフロア、またはレストランなどに用いられることが多いです。

いかがでしたでしょうか。
ヨーロッパ製のフローリングを取り入れて、あなたもご自宅にスタイリッシュでおしゃれな空間を手に入れてみてはいかがでしょうか。

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