ドイツ発の世界3大デザイン賞の一つ、「iFデザイン賞」とは何か?

さて、突然ですが「iFデザイン賞」なるものをみなさんはご存じですか?
世界三大デザイン賞の1つともいわれるこの賞について、今日はご紹介したいと思います。

引用:iF Design – iF DESIGN AWARD 2020 – https://ifworlddesignguide.com/
目次

日本人の多くが知らない世界3大デザイン賞の一つ、iFデザイン賞について大解説!

1.iF DESIGN AWARDとは

iFデザイン賞は、ドイツ・ハノーファーを拠点とする、デザイン振興のための国際的な組織である「インダストリー・フォーラム・デザイン・ハノーファー(iF)」が1953年から主催している、デザイン賞です。
先述の通り、iFデザイン賞はIDEA賞(アメリカ)、レッドドット・デザイン賞(ドイツ)と並び「世界3大デザイン賞」と呼ばれており、毎年全世界の工業製品等を対象に優れたデザインを選定しています。

引用: iF Design – iF DESIGN AWARD 2021 – https://ifworlddesignguide.com/

具体的に言うと、プロダクト、パッケージ、コミュニケーション、サービスデザイン、建築、インテリア/建築、プロフェッショナルコンセプトの7つのカテゴリから優秀なデザインが討議され、のちに各分野の年間優秀デザインが表彰がされます。

表彰された企業、デザイナー、エージェンシー、建築家などは、受賞の際にデザイン品質シールが授与され、今後のプロモーションでデザイン品質を保証することができます。
このシールは、世界で最も古い独立したデザインシールで、デザインの革新的な力に焦点を当てた、優れたデザイン成果のシンボルとして世界中から認知されています。

2.評価基準

iFデザイン賞の審査プロセスでは、確立された基準に従って、20カ国以上から集まった約70名のデザインの専門家が、応募者を審査・評価します。
主な評価基準は大きく分けて5つあります。

  1. イノベーションと精巧さ
    o イノベーションの程度
    o 精巧さの度合い
    o 独自性
    o 出来栄え/技量
  2. 機能性
    o 使い勝手の良さ
    o 人間工学
    o 実用性
    o 安全性
  3. 美学
    o 美的魅力
    o 感性的魅力
    o 空間コンセプト
    o 環境・雰囲気
  4. 信頼性
    o 生産効率
    o 環境への配慮
    o 規格/カーボンフットプリント
    o 社会的責任
    o ユニバーサルデザイン
  5. ポジショニング
    o ブランドとしての適合性
    o ターゲットグループへの適合性
    o 差別化

3.受賞作品

これまでに様々な日本企業がiFデザイン賞を受賞しています。
例えば、コクヨのAGATA/Dが2005年に日本製のチェアとして初めて金賞を受賞しているほか、2007年にはトヨタのレクサスGS、レクサスISが日本車として初めて金賞を受賞、2011年にはソニーのデジタル一眼カメラ「NEX-5/NEX-3」の「User Interface」が金賞を受賞、2020年には西武001系電車 Laivewがデザイン賞を受賞しています。

有名な建築製品メーカーでいうと、ドイツの大手「PARADOR」が2012年、2013年にコミュニケーションデザインアワード、2014年にプロダクトデザインアワード、2015年にiFデザイン賞を受賞しています。

引用:Parkett Design Edition / Engineered wood flooring – iF Design – https://ifworlddesignguide.com/

2014年受賞のコレクション「New Classics Design Edition by Hadi Teherani」では、伝統的な設置パターンを取り入れ、わずかなニュアンスと貴重な素材を使用してクラシックなフロアアートとの微妙な遊び心を表現したとして、エンジニアードウッド・フローリングの精巧なデザイン性が評価されました。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか?
受賞した作品は「 iF WORLD DESIGN GUIDE」というオンライン展示や「iF design app」というアプリで展示されています。
床材選びの際に、こちらの展示もぜひ参考にしてみてください。

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