シニアにおすすめ!高齢者向けの床材5選

ヨーロッパでも日本でも高齢化社会は大きなトピックですが、年を取ってからマイホームを売ってこぢんまりとしたマンションに引っ越される方、またはそのような予定の方も多いかと思います。
また、二世帯住宅などで高齢のご家族と住まれる予定の方も、親孝行で実家を立て直そう、なんて方もいらっしゃるかもしれません。

それでは、ご高齢の方のお家の床材選びにおいてはどのようなことを注意すればよいのでしょうか?
また、どのような床材を選べばよいのでしょうか?
今日は、ご高齢の方におすすめの床材をいくつかご紹介します!

目次

高齢者にはどんな床材がおすすめか?

ご高齢の方向けの床材選びのポイント

「年齢を重ねた方向けの床材」と考えると、何か特別なものが必要なの?と困惑される方もいらっしゃるかと思いますが、複雑に考える必要はありません。

コツは、5つの主なポイントをしっかり考えて、床材の種類ごとに優先順位をつけて、どのように、どこで使うかを考えることです。その5つのポイントは次のとおりです。

①すべりにくさ

年を重ねると、少し転んでしまうだけで大きなけがにつながります。
床材は濡れても滑りにくい表面かどうか、は重要なポイントの1つです。

②移動のしやすさ

高齢の方にとって「バリアフリー」は重要なポイントの一つです。
杖、歩行器、車椅子を使用している人が移動しやすいかどうか、今は必要でなくとも、長い目を見て考える必要があります。

③清掃とメンテナンスのしやすさ

足腰が悪いと、掃除やメンテナンスも一苦労です。
床材のメンテナンスにはどのくらいの労力が必要かどうかが日常生活の上で大きなカギとなります。

④快適さ

足元の冷えと床材は大きく関係します。
定年後、年を取るにつれて家で過ごすことが多くなるので、お宅で床の上を歩いた時にどのように感じるかも重要なポイントの一つです。

⑤クッション性

手元のコントロールが鈍ってくると、物を落としやすくなります。
床材が衝撃にどれほど耐えられるかも大切なポイントです。

これらのポイントは、もちろん、住宅の場所によって異なる場合があります。
例えばバスルームのフローリングであれば、歩くことが容易かつ、きれいにして維持することが容易である、滑りにくい床材を選ぶことが最も重要です。

リビングルームでは快適さが最優先事項かもしれませんが、廊下では移動のしやすさが最も重要になります。

コルクフローリング

ここではコルクフローリングのメリットとデメリットを紹介していきます。

①柔らかさ

コルクは、他のフローリング材に比べると柔らかく滑らかで、クッション性もあります。
足腰への負担を軽減するだけではなく、非常に硬い素材ほどうるさくなく、断熱性と遮音性にも優れています。

スムーズな移動

やわらかいといっても、コルクは車椅子の移動を効率的に行うために十分な硬さがあり、カーペットのように足を引っ掛けることはありません。

③掃除のしやすさ

適切に維持されている限り、比較的簡単にそうじやお手入れをすることができます。表面のシーラントは汚れから多孔質材料を保護する効果がありますので、定期的に掃除機をかけるだけで、最高の状態を保つことができます。

以上がコルクフローリングのメリットです。
それではデメリットではどういったことがあげられるでしょうか?

水分とダメージ耐性

コルクは柔らかいので、家具の脚やとがったヒール、鋭利なものが表面を突いたりこすったりすると比較的簡単に傷つきます。
水に対しては中程度の耐性しかありません。
こぼれたものはすぐに拭き取る必要があります。

リノリウム

s-ms_1989によるPixabayからの画像

リノリウムは、主に天然の植物材料から作られた元の弾力性のある床材です。
長年にわたってビニールのフローリングにとってかわられてはいましたが、最近では、その自然な品質と他の美徳のために再び注目を集めています。
さて、リノリウムのメリットからまずは上げていきます。

①清潔感

リノリウムはお手入れが簡単です。
カーペットのようにほこりや花粉、その他の空気汚染物質が付着することはありません。

耐久性

リノリウムは、キッチンやバスルームでも使えるほど水と汚れに強い床材です。
シートリノリウムはより耐水性があります。

③滑らかで硬い

リノリウムは平らで滑らかな表面を持っており、サブフローリングや木材の下敷きの上に直接設置されています。
この素材は車椅子や歩行者のために最適です。

自然

リノリウムが亜麻仁油、松のロジン、コルクやジュートなどの天然素材で作られています。
ビニールのフローリングより環境にやさしい代替品であると言えます。

そして、もちろんリノリウムにもデメリットがあります。

硬度

タイルのように固く冷たいわけではありませんが、リノリウムはクッション性が非常に少ないのです。
足元が比較的寒いことが多いです。

ビニールフローリング

引用:Parador – Vinyl Classic 2070 Eiche geschliffen: https://parador.de/

ビニールは一般的な床材の一つです。
それではビニールの床材はどんなメリットがあるのでしょうか?

①クリーニングと耐久性

ビニールにはリノリウムと同じ耐久性と低メンテナンス性があります。
水や汚れに強く、お手入れが簡単です。

②防水性

ビニールは非常に耐水性の高い材料であり、高品質の高級ビニールは事実上防水です。
しかしビニールタイルや板の継ぎ目は、床下まで水を通すことができていしまいます。
なので水の滞留が問題になることがあります。
浴室やキッチンでは、シート状のビニールは、切れ目がほとんどないものが理想的です。

③費用

ビニールは広い価格帯をカバーしますが、一般的に最も手頃なフローリングの選択肢の一つです。
自分自身でDIYすることも可能ですが、やはり安全に弊社のように施工ができる会社に依頼するのがおすすめです。

硬度

ビニールは比較的硬く、滑らかで、歩行や移動は簡単にできますが、タイルほど硬すぎないのが特徴です。

しかし、ビニールの床材にもデメリットはあります。

①見た目や手触り

ビニールはプラスチックです。
だからこそ主にキッチン、バスルーム、泥室、ランドリーエリア、玄関で使用されているわけですが、快適さと外観が重要であるリビングルームなどではあまり最適ではありません。
しかし、高級ビニールフローリング(LVF)は、標準的なビニールよりもかなりデザインも豊富であり、木目や石を本物同然に再現したプリントのものもあります。

ハードウッド、竹、ラミネート

引用:Parador – Laminat – die große Vielfalt: https://parador.de/

こちらでは先ず、メリットのポイントから紹介します。

①ハードだけどナチュラル

木、竹、ラミネートのフローリングは、硬い表面でありながら、柔らかく自然な表情を持っています。
一般的に掃除やメンテナンスが簡単で、カーペットのように汚れることはありません。

②美しさ

あなたは本物の広葉樹や竹のフローリングの外観はやはり美しいです。
ラミネートでもその再現度はかなりよく高く、本当の広葉樹や竹のフローリングのコストのほんの一部の費用で設置することができます。

そしてもちろん、これらの素材はデメリットもあります。

①湿気とお手入れ

ハードウッドのフローリングは、適切にお手入れをすれば何年も長持ちしますが、バスルームやキッチンにおいては耐水性が低く、メンテナンスの問題になることがあります。
定期的に掃除機をかけてワックスをかける必要があります。
そして水が滞留していると、永久的なシミや破損の原因になります。

②騒音

すべての木材や竹の床はかなりうるさく、吸音性はありません。
ラミネートは、何かが床の上に落ちたときに特にうるさく感じることも多いでしょう。

③硬い

これらの床材は、セラミックタイルとほぼ同じくらい硬く、物を落とした際の傷に対する保護がほとんどありません。

シニアにはお勧めできない床材

①天然石

非常に硬く不屈の素材である天然石は、素材を清潔に保つためにも定期的なメンテナンスが必要です。
また、磨かれた石のフローリングは濡れたときに非常に滑りやすいです。
陶磁器か磁器のタイルのように、石造りの床は床暖房をつけたとしてもまだ冷たく感じてしまう場合あります。

②セラミックまたは磁器タイル

タイルは非常に耐久性、耐水性がありますが、非常に硬く足元が冷たいです。
継ぎ目が広いタイルや表面に凹凸があるタイルは、トリップハザードになる可能性があります。
標準的なタイルは、濡れると非常に滑りやすくなります。
そのため、滑り止めのために摩擦係数(COF)が0.6以上のものを使用する必要があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

年齢を重ねたあとも快適に過ごせるように、長い目を見て床材を選びたいですね。

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