リペアとリフォームとリノベーションの違いとは?それぞれの意味を解説します

住宅に何年も住んでいると次第に傷や痛み、経年劣化を起こしてきます。お家の資産価値を守るため、そして何より快適な住環境を維持するために定期的なメンテナンスは欠かせません。そんな中で「リペア」「リフォーム」「リノベーション」のキーワードを聞いたことがありませんか?

全部横文字なうえ、どれも頭文字が「リ」で始まるのでわかりづらいと感じますよね。そこで今回はこの意味の違いを解説して行きます。

目次

リペア、リフォーム、リノベーション、あなたのおうちに必要なのはどれか?

リペア=傷がついた箇所の修理、補修

先ずはリペアについて説明していきます。住宅においてリペアとは傷やシミ、汚れ、などのダメージ箇所を直すことを指します。リペアは英語のRepairからきており、物を修繕、修理するという意味です。家に住んでいると家具にぶつかってしまい角が欠けてしまった、食器や硬い物を床に落としてしまいフローリングが凹んでしまったり傷がついてしまった、クロスを破いてしまった、壁に小さな穴が空いてしまったといったケースが出てきます。そんなときに傷やダメージがついてしまった箇所に補修を施して傷を取り除くのがリペアになります。

こちらはケーマックでのリペア事例になります。このようにダメージのある場所をピンポイントに補修するのがリペアになります。リペアの利点は作業が早く費用も安く抑えることができます。傷の度合いや素材にもよりますが、基本的に即日でリペアができるので、後に紹介するリフォームやリノベーションよりも料金がグッと安くなります。

リフォーム=老朽化した設備・建物を前の状態に回復させる

続いてリフォームについて説明します。住宅でのリフォームは前の状態・性能に戻すことです。例えばキッチンが古くなってしまったので交換する、水回りの調子が悪くなったので修理する、クロスや畳が経年劣化したので張り替えるといった作業がリフォームにあたります。ポイントは前の状態・性能に戻すことなので、前の状態から付加価値を付けるわけではありません。100%の性能が50%になってしまったのを100%の状態に戻すのがリフォームになります。

他にもアパートの大家さんが入居者が退去した際に次の入居者が見つかるように綺麗な状態に戻すのもリフォームと言えます。ちなみに英語のreformは改宗する、心を入れ替えるといった人に対して使う言葉なので、建物に対しては使われません。リフォームも次に説明するリノベーションも英語ではrenovationにあたるので「リフォーム」は和製英語になります。

リフォームにかかる費用はリペアより高く時間もかかります。リフォームにかかる期間はもちろん広さなどによりますが数日間かかることが多いでしょう。なので分譲マンションや戸建てに住んでいる場合、リフォームを行うとお風呂が使えない、キッチンが使えないなど不便な面がありますので、リフォームを行うタイミングも注意が必要です。

リノベーション=間取りや設備を変えて前の状態より良くする

最後にリノベーションについて説明します。リノベーションを簡単に説明すると元の状態より良い状態、付加価値、新しい設備や機能を付けて修理・回収を行うことです。壁を取り除いて間取りを変える、ウォークインクローゼットを設置するなど元々あった状態から大幅な変更や用途の変更などもするケースもあり、住宅の間取り全体や一つの空間を大きく変えるなどがあります。

基本的にリノベーションは大掛かりな修繕工事が必要になるので、作業時間と費用が一番高くなるケースが多いです。リノベーションが大掛かりになればなるほど工事に時間がかかるので、場合によっては1ヶ月以上住宅が工事になってしまうこともあります。

その場合誰か人が住んでいる状態では工事が難しいので、リノベーションができるタイミングは限られてしまいます。多いケースとしては入居者が賃貸住宅から退去した際に、築年数が増していき建物の価値や魅力が下がってしまったので、次の入居者が見つけられるように大規模修繕工事を行うケースです。例えばリノベーションのため入居者が長期間浴室が使えないとなってしまうと問題になります。なのでリノベーションを行う際はタイミング、工事期間に注意を払う必要があります。

リフォーム=リノベーション?

リフォームとリノベーションの違いはあるものの、現実的にはこの違いがはっきりしないこともあります。規模が大きいリフォームもあれば、小規模のリノベーションの場合、どちらにはっきりと分類されるのかわからないケースもでてきます。

元々日本でのリノベーションの歴史は非常に浅く、1995年ごろがリノベーションの始まりが最初ではないかと言われています。業界団体の一般社団法人リノベーション住宅推進協議会(現:一般社団法人リノベーション協議会)が設立されたのも2009年なので、「リノベーション」という単語もまだ新しい言葉と言えます。

まとめ

大事なポイントとしてリフォームとリノベーションの言葉の違いではなく、住宅に必要なサービスで考えると良いでしょう。内装や家具に傷や穴ができてしまった場合はそこの箇所の補修が必要なのでリペアが必要になります。

一方で設備の交換やクロス、フローリングの張り替えの場合はリフォームやリノベーションが必要になります。人生で一番大きな買い物である住宅を少しでも長く快適に過ごせるよう、そして大切な資産価値を守るためにも、リペア、リフォーム、リノベーションを利用しましょう。

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