バルコニーにタイルを設置するメリットとデメリット

お家はできる限り有効活用して少しでも快適にそして広々と使いたいものですね。とはいえ、マンションなどはスペースが有限で元々のサイズ以上広げることは不可能です。そこで、バルコニーを持つマンションにできる対策がバルコニータイルの設置です。この記事ではバルコニータイルのメリットとデメリットを紹介していきます。

目次

バルコニータイルを設置してマンションをさらに広く使う方法

モデルハウスに行ってお部屋を見てみると、バルコニーにタイルが設置されているのをよく見かけるのではないでしょうか?マンションのバルコニーは基本的にデザインを重視されているわけではなく、味気のない無機質な見た目になりがちです。後に説明していきますが、バルコニータイルを設置することでマンションの雰囲気やデザインを変えることもできますが、それ以外にもメリットが存在します。そこでこの記事ではバルコニータイルのメリットとデメリットを紹介し、設置すべきかの判断のサポートをしたいと思います。

そもそもバルコニータイルとは

バルコニータイルとは名前の通りバルコニーに設置できるタイルで、バルコニーの上に置いて設置するものです。ベランダタイルやベランダデッキなどとも呼ばれており、積水化学やTOTOなど大手メーカーも商品を出しています。素材もプラスチックや人工木や天然木、磁器タイル、さらには人工芝タイプのものまで様々な商品があります。

バルコニータイルの施工例

メリット①マンションの雰囲気が良くなる

バルコニーのイメージというと、コンクリートの打ちっぱなしのようなグレー色が多いのではないでしょうか。そこにバルコニータイルを導入することによってバルコニーの雰囲気をより統一的印象を与えられます。明るい色のタイルを設置をすればマンション全体を明るい雰囲気が作れますし、バルコニーと隣接する部屋と同系色のタイルを用いればバルコニーと部屋が繋がったような、空間に連続性が生まれて部屋が広く感じられます。自宅のインテリアやオシャレにこだわりたい人にとってはおすすめのポイントですね。

メリット②段差が減ることによる怪我のリスク低減

段差は人が躓いてしまう事故の起きる箇所です。赤ちゃんや幼児はふとした時に段差から落ちてしまうことがありますし、年配の方は段差を踏み外してしまい転倒してしまうこともあります。若い方でもベランダに洗濯物を干しに行くときは洗濯カゴを持っているので足元が見えずに段差で怪我をしてしまうケースがあります。

そこでバルコニータイルを設置することでバルコニーの高さを底上げでき、段差を減らしてよりフラットに近くすることができます。段差が減ることはそのまま転倒のリスクを減らせるので事故防止に貢献できます。

転倒事故は日常生活に潜むリスク

一点興味深い統計があります。平成30年(西暦2018年)に東京消防庁が発表した「救急搬送データからみる日常生活事故の実態」という統計があります。この資料では1年間に東京都(一部地域を除く)で起きた日常生活事故の統計が紹介されています。この統計によると平成30年で日常生活の事故により144,548人が搬送されましたが、「4 事故種別ごとの搬送人員」を見ると「ころぶ」事故が全体の56.3%を占めており、転倒事故が特に多いことが確認できます。

引用:救急搬送データからみる日常生活事故の実態

次の「5 発生場所別搬送人員」を見ると、事故発生場所の51.2%が「住宅等居住場所」で起きたと記されていて、居住場所での事故が一番多いことが確認できます。この統計では事故の場所が具体的に居住場所のどこかが紹介されているわけではないので、バルコニーと部屋の段差以外の転倒事故もすべてカウントされているのでベランダの段差のみが原因というわけではありませんが、日常生活において転倒はよくある事故と言えます。

引用:救急搬送データからみる日常生活事故の実態

メリット③マンションの暑さ対策

ベランダやバルコニーと言った場所は屋根の有無の違いはあれど大多数は外に晒されており、太陽の直射日光が当たっています。夏にバルコニーに出るとバルコニーが非常に暑くなっていて裸足だと火傷してしまうと感じだ人は多いのではないでしょうか。コンクリートでできたバルコニーやベランダは太陽の直射日光により蓄熱してしまい、この熱気が部屋に入る空気を暖めてしまうのです。

しかしバルコニータイルはこの照り返しの暑さ対策にもなるのです。バルコニータイルを設置していればバルコニーに直射日光は当たらず、熱がこもりにくくなります。人工芝タイプのものや天然木、人工木などは照り返し対策になるので設置するだけで家の暑さを緩和してくれます。家の暑さが緩和されればエアコンの使用頻度も減らせますので、電気代も下げられ循環してエコにもなります。

メリット④バルコニーの表面保護

上でもお伝えしていますが、バルコニーは常に太陽の直射日光や風雨に晒されており外壁と同じくダメージを受けやすい箇所です。直射日光や熱によりバルコニーの表面は乾いてひび割れや劣化が起きてしまいますが、バルコニータイルを設置することによりバルコニーを保護することにも繋がります。特に分譲マンションに住んでいる方にとって、大事な資産であるマンションを少しでも長く良い状態を維持する上でも役に立ちます。

メリット⑤気軽に裸足で出られてバルコニーの使用頻度アップ

硬いコンクリートの上にバルコニータイルを設置すれば、足に当たる感触もグッと良くなります。バルコニータイルがバルコニーの温度調節のサポートにもなりより快適になります。例えば木目調のバルコニータイルはお風呂上がりにピッタリで、濡れた足裏の水を吸い取ってくれます。バルコニーの快適差が上がればバルコニーを使う心理的ハードルが下がるので、使用頻度も上がりマンションの全体をより有効活用できます。

デメリット①費用がかかる

ここまでメリットを上げてきましたがもちろんデメリットもあります。ここからはデメリットに関しても触れていきたいと思います。そして一番最初に挙げられるデメリットはやはり費用がかかることでしょう。

バルコニータイル自体もちろん費用がかかりますが、そこから業者に依頼をする場合は施工費用も追加でかかります。DIYで行えばこの点の費用は抑えられますがバルコニーのサイズや形もマンションによって様々。ただ置いただけでは台風などの暴風雨がきた時には剥がれて飛ばされてしまう可能性もあり危険があります。

デメリット②タイルの下を掃除・手入れ必要

バルコニータイルの表面こそ簡単に水洗いなどできますが、タイルの下に汚れが徐々に溜まってしまうためにたまの掃除が必要になります。汚れを放置してしまうと結合部からゴミや汚れが溜まるので、嫌な匂いが出てきてしまうこともあります。なので数ヶ月〜1年に一回はタイルを外して下地を掃除しなければなりません。

バルコニーに何も置いていなければ下地の掃除は難しくありませんが、椅子やテーブルなどものを置いていると、掃除の手間も増えていきます。特に重たいものや大きいもの、動かしづらいものがバルコニーにある場合は掃除自体億劫になってしまうのでデメリットになります。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

コメント

コメントを残す

目次
閉じる