ユニットバスやシステムバスの意味とは?在来工法の違いと浴室工法について

新築の住宅を購入する場合やリフォームを行う際、決めなければいけないことはたくさん出てきます。浴室で決めなければいけないことはシステムバスにするか在来工法でしょう。

どちらを選ぶにしても、一番大事なポイントはどのような浴槽でどのような浴室にしたいかではないでしょうか?今回は浴槽の種類と特徴について解説していきます。

目次

システムバス、ユニットバス?言葉の意味とそれぞれの工法を解説します

さて浴槽の種類のお話に進む前にユニットバスとシステムバスについて説明しておきます。

浴室について調べていくとユニットバスとシステムバスと聞いたことがあるかと思いますが、これは元々違いはなく同じ言葉になります。ではなぜこの二つの違う言葉があるのでしょうか?

ユニットバスの歴史

簡単に言ってしまうと、ユニットバスは1960年代から存在しています。しかし時代が進むにつれて浴室も進化していき、元来のユニットバスから多機能、高性能化した結果差別化するために「システムバス」という用語が出てきたのです。

上記でも紹介しましたがユニットバスの歴史は実は東京オリンピックまで遡ります。1964年の東京オリンピック開催が決まり、観光客需要に対応するためホテルニューオータニは超短期の17ヶ月でのホテル建設が急ぎばや決まります。当時3年程度必要とされる規模の大型ホテルの建設を非常に短い期間で浴室を設置しなければならず、受注したTOTOは短い納期に対応するため工場生産したパーツを現場で組み立てる所謂プレハブ化したのがユニットバスの始まりです。この現場組み立て施工方法により、浴室の施工をわずか数ヶ月で終えることができたのです。

誤解された言葉「ユニットバス」

少し話はそれますが、ユニットバスの本来の意味についても触れておきます。ユニットバスという言葉を聞くと、洗面台にトイレとお風呂が一体化した浴室を想像するのではないでしょうか?

しかし上のエピソードを読んでもらうとわかると思いますが、ユニットバスはトイレやお風呂が一体化した構造という意味ではなく、事前に工場で浴槽や床や壁など浴室のパーツを生産して現場で組立てる工法を指します。

なのでトイレとお風呂が別々になっていてもユニットバスと表記されていることがあります。

在来工法とユニットバス

では実際の浴室ですが、施工は基本的に2通りになります。一つ目は在来工法です。

在来工法

在来工法は一言で言ってしまうと、昔からのやり方で防水加工・処理を行いつつモルタルで浴室にタイルを張って行く方法になります。

Q KによるPixabayからの画像

特徴は1から施工するので手間や費用がかかる反面、自由度が高い点です。家の浴室が特殊な形状の場合ユニットバスの導入が難しくなりますが、在来工法は1から作っていくのでその点対応できます。例えば浴室の窓や浴槽の位置や大きさ、浴室をこだわったデザインや素材を使いたい場合も在来工法が向いています。

床や壁、天井から浴槽など内装をデザインできるので非常に自由度が高くなります。一方でデメリットとして、ユニットバスに比べて手間と費用がかかり、また防水処理にも気をつけなければなりません。

ユニットバス(システムバス)

一方のユニットバスの特徴は組立式で在来工法よりも簡単に施工ができることです。現場でパーツを組み立てるので1から施工する在来工法よりも圧倒的に早く作業が完了できます。統一した規格品でシームレスで隙間なく浴室ができるので、断熱性に優れており防水性能も在来工法よりもしっかりしています。

Michal JarmolukによるPixabayからの画像

デザインや素材も限られてはるものの、メーカーが様々なユニットバスを開発しています。そして規格品になるので、店舗で実物を自分の目で事前に確認し触ることもできます。これにより「思っていたものと違った!」など後々がっかりすることが防ぐことができます。そして1番の利点として、在来工法より費用が安いので新築の住宅やマンションの購入、リフォームを検討している方のお財布に優しいというメリットがあります。

ユニットバスにはもちろんデメリットもあります。メーカー規格品になってしまうので、どうしても選択肢が限られてしまい在来工法よりも自由度が限られます。またご自宅が一軒家で浴室が特殊な形状の場合、ユニットバスの規格に合わず施工ができないケースもあります。そしてユニットバスにはメーカー純正品が多く使われており、修理が難しいケースもあります。

両方を合わせたハーフバスユニットも

ユニットバスと在来工法の両方の要素を使ったハーフバスユニットという工法もあります。床や壁、浴槽部分でバスユニット工法を使い、浴槽より上部の壁や天井など一部で自由に素材を選ぶ工法です。しかしこちらも費用や施工に時間が必要になりハーフバスが対応できるメーカー・素材ともに限定的で一般的な工法でなく、珍しい工法と言えるでしょう。

主流はユニットバス

実際の住宅での在来工法とユニットバスどちらが多いのかというポイントですが、現在はユニットバスが主流になっています。マンションなどの集合住宅は一定の規格で住宅が建設されていますので、ユニットバスになります。

一戸建てでもユニットバスが多数を占めており、お金に余裕が多いご家庭や浴室にこだわりを持つご家庭などで在来工法を採用されています。これは浴室工法にかかる費用的な理由もありますが、施工期間も関わってきます。ユニットバスの歴史のお話の部分でも説明しましたが、在来工法では施工に必要な期間が長くなってしまいます。

設置までに時間がかかってしまうとその分の人件費もかかってしまいますし、大型のマンション建設などではその分人手もさらに必要になってしまいます。また、在来工法では防水機能がユニットバスより劣りがちなので、マンションなど集合住宅にもあまり向かないという理由もあります。

浴室のリペアは住まいのトータルエンジニア、ケーマックにご相談を

上記で書いた通りユニットバスは初期費用が安い反面、メーカー純正品を多く使っているので、誰でも修理できるわけではありません。浴室の床や壁、浴槽が傷ついてしまい、補修が必要な場合部分でのリペアが簡単にできないケースがあります。

そんな時はぜひケーマックにご連絡ください。ケーマックではRBC補修業協同組合認定ライセンス有資格者が17名在籍しており、メーカーのユニットバスのリペアも行っております。リペアの可否、費用、施工にかかるお時間などお見積もりやお問い合わせを無料にて行なっておりますので、お気軽にご連絡ください。

難しい浴室の補修には住まいのトータルエンジニア、ケーマックまでご相談ください

無料お問い合わせページに進む

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

コメント

コメントを残す

目次
閉じる